活動報告

徳川みらい学会講演会の活動報告

講演会などの活動報告を随時掲載していきます。

2016年 4月16日(木)
第1回講演会
「徳川家臣団大会2016徳川みらい学会第1回講演会」
「徳川家臣団大会2016徳川みらい学会第1回講演会」が4月16日、静岡駅前のホテルセンチュリー静岡で開かれ、全国から家臣団関係者や徳川みらい学会会員、歴史ファンなどが集まりました。
徳川家臣団大会は17日の家康公の命日の前日に毎年開催し、今回が3回目。まず、家臣団関係者が集まって、昼食交流会で親睦を深めました。続いて、シンポジウムが開かれ、「平和の礎を築いた徳川のブレーンたち」をテーマに東京大学史料編纂所教授、山本博文氏の基調講演と歴史作家の泉秀樹氏、本多弥八郎宗家15代当主の木村敦明氏、会津美里町観光協会天海大僧正顕彰委員会委員長の遠藤秀一氏によるパネルディスカッションを開きました。シンポジウム終了後は、会場を慶喜公ゆかりの浮月楼に移し、駿府交流会。参加者たちは德川宗家18代当主、德川恒孝氏らとなごやかに会話を弾ませていました。
静岡新聞4月17日付け朝刊(PDF:632KB)
2016年 6月19日(日)
第2回講演会
「徳川家臣団大会2016徳川みらい学会第2回講演会」
徳川みらい学会第2回講演会、朝鮮通信使講演会が6月19日、静岡市清水区の興津生涯学習交流館で開かれました。2部構成で、前半の講師は、大妻女子大学教授、上垣外憲一教授。演題は「朝鮮通信使と駿河」。後半は、政治・外交ジャーナリストの原野城治氏で演題は「有隣と安定-朝鮮通信使に学ぶ」。朝鮮通信使とゆかりの深い清見寺の地元で開かれた講演会とあって、会員だけでなく、地域住民も講演に耳を傾けていました。講演会に先立ち、清見寺宝物殿の特別公開も行われ、多くの会員が、宝物殿に並べられた貴重な歴史史料に見入っていました。 徳川みらい学会の2016年度総会も同日、開かれ、前年度の事業報告や新年度の事業計画が承認されました。
静岡新聞6月20日付け朝刊(PDF:679KB)
2016年 8月26日(金)
第3回講演会
「徳川家臣団大会2016徳川みらい学会第3回講演会」
徳川みらい学会第3回講演会が8月26日、静岡市葵区のしずぎんホール「ユーフォニア」で開かれました。今回の講師は、芳賀徹・徳川みらい学会会長と高橋敏・国立歴史民俗博物館・名誉教授。芳賀会長は、自らが館長を務める静岡県立美術館で9月17日から始まる開館30周年企画展「徳川の平和-パクス・トクガワーナ」の見どころを紹介しました。高橋名誉教授は、「江戸の平和力」をテーマに、250年以上の長い平和を築き上げた徳川家康の治世について解説。家康の作った根本から離れたことによって国制の崩壊が進み、明治維新が始まった、と説明しました。
静岡新聞8月27日付け朝刊(PDF:376KB)
2016年       
10月6日(木)~7日(金)
会津若松市で「徳川みらい学会」 徳川、松平氏ら鼎談 徳川時代の知恵や歴史的意義を研究・発信する「徳川みらい学会in会津」は6日、会津若松市のホテルで開かれました。徳川宗家18代当主の徳川恒孝(つねなり)氏と会津松平家14代当主・松平保久(もりひさ)氏らが徳川家と会津について思いを語り合い、2年後の戊辰150周年の節目への意識を高めた。
静岡商工会議所と徳川みらい学会が主催し、会津若松商工会議所の協力で開きました。会津若松市や会津美里町、静岡市、青森県むつ市、山形県米沢市、栃木県日光市、愛知県岡崎市などから合わせて約400人が出席しました。
基調講演で東京大学名誉教授の芳賀徹徳川みらい学会会長が「徳川の平和」と題し、徳川幕府による約200年の平和が文化や学問、芸術を開花させたと説明しました。徳川氏と松平氏は「徳川家に息づく会津の魂」と題する鼎談(ていだん)に臨み、国際日本文化研究センターの磯田道史准教授(徳川みらい学会理事)が進行役を務めました。徳川氏や、松平氏は、幕末の外交政策や教育について熱く語り合いました。
静岡新聞10月7日付け朝刊(PDF:742KB)
2016年10月21日(金)
第4回講演会「今川文化と能と家康」 徳川みらい学会第4回講演会が10月21日(金)、静岡市追手町のしずぎんホール ユーフォニアで開かれました。講師は横浜国立大学の三宅晶子教授。演題は「今川文化と能と家康」。能好きだったといわれる家康のエピソードや、観世家とのつながり、今川家と観世家の関係などを解説しました。三宅教授が静岡浅間神社を訪ね、能について語るビデオも紹介されました。
静岡新聞10月22日付け朝刊(PDF:472KB)
2016年 12月16日(金)
第5回講演会
「関ケ原の戦いと『小山評定』」
徳川みらい学会第5回講演会は、2016年12月16日、静岡市のしずぎんホールユーフォニアで開かれました。今回は、静岡大学名誉教授で、徳川みらい学会理事の本多隆成さんが講師を務め、「関ケ原の戦いと『小山評定』」をテーマに講演しました。関ケ原の戦いの帰すうを決したといわれる小山評定について、歴史家の間で疑問視する考えもあることから、本多講師は各種の史料を示しながら「諸将が小山に招集され何らかの談合あるいは進言があったことは疑いないといわなければならない」と力説しました。 講演を前に、栃木県小山市の大久保寿夫市長のあいさつや、小山市民劇団が小山評定を再現した劇を披露し、会場を盛り上げました。講演会終了後は、徳川家康公顕彰作文コンクールの表彰式も行われました。
静岡新聞12月17日付け朝刊(PDF:528KB)
2017年 2月24日(金)
第6回講演会
駿府における徳川家康の御大工・中井大和守
徳川みらい学会第6回講演会が2月24日、しずぎんホール「ユーフォニア」で開かれました。静岡市との共催事業として行われ、講師は、大阪くらしの今昔館館長で、静岡市の歴史文化施設建設検討委員会委員を務める谷直樹氏。テーマは、「駿府における徳川家康の御大工・中井大和守」。講演会前には駿府城公園で進めている天守台跡発掘調査の現場説明会も行われました。また、講演会はプレミアムフライデーの協賛事業としても実施しました。
静岡新聞2月25日付け朝刊(PDF:314KB)
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